2014年05月10日
浜名湖「GW限定復活」潮干狩り 大漁

浜名湖名物の潮干狩りがゴールデンウィーク中、2年ぶりに期間限定で復活した。7日間で県内外から約1万3000人が訪れる盛況ぶり。アサリの不漁から完全脱却するには、もう少し時間が掛かりそうだが、浜名漁協弁天島遊船組合の間瀬泰成組合長(56)は「予想を超える人出だった」と、手応えを感じ取っている。(南祐太朗)
4日午後3時頃。浜松市西区舞阪町弁天島の干潟「いかり瀬」は、家族連れ客らで大にぎわいだった。
熊手で泥をかき分け、2~3センチのアサリを袋に詰めた子どもたちが「いっぱい採れた!」と、あちこちで歓声をあげる。だが、5年前から何度も家族で訪れているという安江千明さん(41)(長野県岡谷市)は、少し物足りなさそうな表情だった。「初めて来た時はどこを掘っても大量にとれた。今年は少ないかな」。小さなアサリはとらないようにと、子どもに諭していた。
浜名漁協によると、浜名湖のアサリの水揚げ量は2009年の6008トンがピーク。潮流の変化などで12年には2431トンまで減り、そこへ台風の影響が重なった13年は1404トンと記録的な不漁となった。戦前からの地元名物で、4~8月に約5万人が訪れる潮干狩りが、初めて中止に追い込まれた。
漁協は昨年から、県水産技術研究所とともに資源回復の手を打ってきた。卵を孵化ふかさせて水槽で育て、約2万個のアサリを放流することに成功。また、カキの殻の粉末と砂利を混ぜた袋を8か所に沈めるなどアサリが育ちやすい環境作りにも取り組んだ。
2月の調査でわずかな回復を確認できたため、潮干狩りは連休限定で復活することになった。とはいえ、干潟1平方メートル当たりのアサリの数は134個と、まだ多い年の10分の1程度にとどまる。回復は道半ばだ。
ただ、潮干狩り人気は健在だった。例年は夏場まで分散する客足が大型連休に集中したこともあって、期間中は連日、4時間前に駐車場が埋まった。「人が多過ぎて安全を確保できない」として、干潟までの渡し船も運行をセーブした。「ゴールデンウィーク最終日の潮が悪い日に1000人を超えたのは初めて」と、間瀬組合長も驚きを隠さない。
◆「来年は完全復活を」漁協組合長
漁協は今後、アサリの持ち帰り制限量を1人300グラムに抑えた「磯遊び」(潮干狩りは1人2キロ)を8月末まで催し、浜名湖のアサリの復活傾向を一般に印象づけていく方針という。間瀬組合長は「来年こそ、潮干狩りの完全復活までこぎつけたい」と力を込めた。
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Posted by とのぐ at 07:04│Comments(0)
│静岡県
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